「馬の気持ちなんてわかるわけないじゃないですか!だって馬ですよ?」…史上初、3頭の3冠馬が激突することになってしまった件。

 ここしばらく心身ともにあまりよろしくなくて、自分自身がいまいちだと周囲でも連鎖的に良くないことが続いたりもする。北海道でも新型コロナ感染者が3日連続で200人超え、そして自分の身近なところでも感染者が発見されたりと。いよいよ本番が来たということですな。専門家の間では元から秋の終わり~冬の始まり頃に本当の拡大期が来るという予測がなされていたそうですから別に驚くことではないのですが。

 

 それにしても、この現状事態を受けても「今まで通りに物事を回していこう」という日本人、日本社会における正常性バイアスの強固さには改めて驚嘆するよね。9年前の東日本大震災福島原発が2基も爆発したにもかかわらず変われなかったんだ。目に見える現実を突きつけられてもびくともしなかった以上、ウイルスという目に見えない現実など所詮一過性の流行事象に過ぎないってことなのかね?

 

 まぁいいや、本当は大阪の住民投票アメリカ大統領選挙についてもちょっと書いて見たかったんだけど、心身が億劫でほったらかしにしたまま時間だけが過ぎてしまいタイムリーな話題じゃなくなった部分もあるからいまいち面白みがない。けどアメリカ大統領選挙に関しては「敗北宣言」が出てからでもいいのかな?「不正投票」とか「ロシア介入」とか色々取り沙汰されてるけど国際的にはバイデン勝利が政治的事実となったわけだし、この先卓袱台がひっくり返るとも思えないけどなぁ(万万が一、この期に及んでひっくり返る事態が起きたとしたら「選挙」ひいては「民主主義」の根幹が揺らぐ世界史的一大事件になるわけで、それはそれで不謹慎な面白みはあるんだけどね)。

 

 前置きはともかく、「2頭の無敗の3冠馬」デアリングタクトとコントレイルが出走することで話題になっていた今年のジャパンカップ。そこに「もう1頭の現役の3冠馬」アーモンドアイが引退レースとして出走を決めたというのだから驚きだ。ずっと「アーモンドアイの引退レースは2000メートルの香港カップ」と思い込んでいたから不意というか意表を突かれたというか…

 

 これまで「2頭の3冠馬」が対戦したケースは数例あったものの、今年は「3頭の3冠馬」ですからねぇ。同じようなマッチメイクが今後実現するとも考えにくいので自分にとっても俄然興味深い1戦となったけど、じゃあ予想はどうするか?

 

 本ブログでは先の秋華賞菊花賞を踏まえて「出走したらデアリングタクトを本命としたい」旨を書いた。ただ今となってはまるで話が違ってくる。アーモンドアイが出てくるのであればこっちを本命にせざるを得ないのかな、やっぱり。それくらいこの馬の東京競馬場におけるパフォーマンスは図抜けている。何はともあれ「日本中央競馬初のG1競走8勝達成馬」が日本国内のレースを最後の舞台に選んでくれたのだから、それだけでも実に素敵なことだよね。"Wouldn't It Be Nice"

 

 かしこ。