「Add some music to your day」…年の瀬なのでオーディオ環境に手を入れてみた。(その2)

 昨日は「ポータブルオーディオ容量強化」の記事を書きまして、今日は第2弾「オーディオ環境のネットワーク化」について。

 

 2,3年くらい前になるのかな?「ハイレゾ音源」を購入するようになったのを機にCDプレイヤーを手放して、デスクトップ上で再生する音楽は全てPCで運用することにしたのは。

 

 USB-DACさえあればPCに取り込んだ音源を直接スピーカーから再生することが出来るので、結果的にCDをCDプレイヤーにかけて試聴するという機会がめっきり減ってしまったわけですね。場所も取りますし、配線も複雑になりますし、何より不具合の無い機材を置物のままにしておくのがもったいない。以後

 

 PC⇒「DA-310USB」⇒「PMA-800NE」⇒「SC-CX303」

 

 というシステムを運用し続けてきました。結果的にUSB-DAC、プリメインアンプはおろかスピーカーまでDENON製品で固めるという「どんだけDENON好きやねん?」な有様ですが、掛けたお金を考えれば充分いい音が出せていると思います。

 

 音自体に関してはいいんです。問題は音源をPC内のHDDに保存するという管理方法なんです。再生するためにはPCを立ち上げなくてはいけませんし、万一本体がクラッシュしてしまったらデータ回収が面倒なことにもなりますし。だから音源保存用に外付けのHDDが必要かなという考えは前々からあって、どうせならネットワークオーディオプレイヤーも導入してPCを使わなくても音楽を聴ける体制を作りたいという欲もあった。色々吟味した結果購入したのがこちら。

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 左、I-O DATAのHDD搭載ネットワークオーディオサーバー「HDL-RA2HF」。

 右、設置した図。

 

 この機材、一言でいえば「LAN接続の出来る2TBの外付けHDD」いわゆる「NAS」の音楽用バージョンということになります。PCのHDDに入っていた音源をLAN経由で「HDL-RA2HF」にコピーして保管、再生するときは「DA-310USB」にUSB接続すればOK。つまり

 

 「HDL-RA2HF」⇒「DA-310USB」⇒「PMA-800NE」⇒「SC-CX303」

 

という流れになるわけですな。これでPCを立ち上げなくても音楽を聴くことが可能になりましたし、外付けのDVD/BDドライブをつなげればCDの取り込みも出来ます。実際の操作はタブレット上で行います。

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 「fidata Music App」というアプリで、これ一つで再生検索はもちろん録音や電源のON/OFFまで行うことが出来るみたいです。操作感は割り合いスムーズで快適ですが「癖」は感じますね。こればっかりはネットワークオーディオ初心者である自分が慣れていくしかないでしょう。

 

 こういう作業は音自体が変わるわけではないので地味っちゃ地味だけど、先々のことを考えれば必要なことなので。それに現状から音を変えようとするならばスピーカーのグレードを上げるしかないんですよね。「SC-CX303」の定価がセットで12万円くらいだったと思うので、その上となると20万円~30万円くらいかけなければ違いはなかなか出てこないでしょう。こんな大胆なことは有馬記念で大きく勝つくらいのことがなければ…

 

 ということで、次は明後日に迫った競馬界年末の祭典・有馬記念について書くことになるのかな?

 

 かしこ。