「ストレートは大胆に、変化球は低めに。」…2021年ドラフト会議前日、ようやく指名順が確定いたしました。

 本日10月10日の試合終了をもって、遂にというかようやくというか、翌日のドラフト会議における指名順「ウェイバー順」が確定いたしました。

 

 今年はセリーグ6位からのスタートなので、偶数順位は

 

横浜DeNA北海道日本ハム⇒中日⇒埼玉西武広島東洋福岡ソフトバンク

読売⇒東北楽天阪神千葉ロッテ東京ヤクルトオリックス

 

 奇数順位はオリックスからの逆ウェイバー順で折り返すという流れ。

 

 そして今年のプロ志望届提出者は高校生216名、大学生158名、計374名。昨年の数字(高校生159名、大学生139名、計298名)でも例年からの大幅増で非常に驚いた記憶がありますが、今年はそれを更に上回る数字。当然ドラフト候補は社会人選手と独立リーグ選手も加わるので、今は育成枠の指名を受けることすら非常にハードルが高くなっているということですね。

 

 異例の展開といえばドラフト前日の段階で1位指名選手を事前に「公表」した球団が埼玉西武の隅田投手、福岡ソフトバンクの風間投手の2球団のみ。ここ数年はおおよそ半数の球団が「公表」を行なって来ただけに、各球団ごとの思惑や戦略の難しさがこのあたりにもにじみ出る形。

 

 さてファイターズの動向というと、ついさっき最終的なスカウト会議の結果「もっともポテンシャルの高い選手」「その場の補強ではない」というコメントが吉村GMから発せられたのこと。

「その場の補強ではない」…高校生が有力?

「ポテンシャルが高い」…ストレートの風間投手?投球センスの小園投手?体格の達投手?それとも打撃力を評価した野手がいるのか?

 

 個人的には先日書いた風間投手か松川選手が魅力的で、補強ポイントの充填という観点に立てば「先発ローテーションに入れる左腕」も重要と思っているので隅田投手もアリと見ていましたが、どうやら隅田投手の線は薄そう。

 

 いやぁ、わからないな。指名が重複した場合は(今季限りでの辞任が報じられたのにも関わらず)栗山監督がくじを引くことになりそうなのもわからない。他球団の動向も今年は監督人事の大シャッフルが起きるので、後任監督(候補)の意向がどれだけ働くのかもわからない。

 

 結局自分の出来る事は、ただ見守るだけということやね。いいご縁があるといいね。

 

 それではかしこ。

「ストレートは大胆に、変化球は低めに。」…2021年ドラフト会議について(あと斎藤佑樹投手の引退についても)。

 およそ半年ぶりのブログ更新。色々とかみ合わないことが多かった結果が今日までのブログ放棄に至ったわけですが、改めて自分の継続力の無さを痛感する次第。

 

 前回のブログの内容が開幕前の順位予想で、今日はドラフト会議を話題にしようとしているというのも実に無茶な話だが、今となっては仕方がない…

 

 そんなことを考えていたお昼時に入ってきた「斎藤佑樹投手引退」のニュース。21世紀の日本球界で恐らく最大の毀誉褒貶を受けたであろう男。

 

「ついに」というか、「ようやく」というか。他でもない自分自身も2011年の新人時代からオープン戦公式戦を問わず、札幌ドームの登板試合を少なからず足を運んで見続けて来た男だった。ここ数年は斎藤投手の登板機会の減少と「札幌ドームへお金を払って試合を観戦しに行く」モチベーションの低下も相まって実物を観る機会はなくなっていたが、それでもやっぱり気になる存在であり続けたことは確かだ。

 色々あるけど、今の気持ちとしては「寂しくなるな」これだけかな。シーズンが終わってしばらくたって、気持ちや考えの整理がついたら改めて文章にしてみるか。

 

 去るものがいれば来るものもいる。再来週の11日に控えた今年のドラフト会議。

 

 今日現在で借金17と(開幕前の予想通り)最下位に低迷しているファイターズだが、来年以降に浮上させるも低迷を続けるのもひとえにドラフト会議の成否にかかっている。昨年は1位から3位までを全て大学生で固めるという「ある種極端」ではあるものの「現状の結果としては極めて妥当な」指名で一定の成果を上げる事には成功したと思っている。

 

 じゃあ、今年はどうするべきか?

 

 常識的に考えれば、3年連続Bクラスかつ今年最下位の球団がとる方向性は「即戦力ドラフト」。下位低迷が続くのはいわゆる「戦力の穴」が複数箇所にわたって存在するからであり、それを塞いで来年のAクラス復帰を果たすための大学生及び社会人候補を穴の大きいポジションから順番に当てはめていくというスタイルなのだが…

 

 果たして「今年」それをやるのが正しいのか?

 

 という疑問が自分にはあるのだ。YouTubeなどで今年のドラフト候補の動画を何となしに観た勝手な印象だが、高校生候補は一昨年の指名選手に及ばないし、大学生・社会人候補は去年の指名選手には及ばない。

 特に今年の即戦力新人選手が稀に見る大豊作だったこともあり、2年連続で「即戦力」という肩書に同じような期待を抱くのは危険な発想と思われるからだ。特にファイターズは再来年に北広島への本拠地移転を控えている立場だ。観客動員力といった営業面を完全に無視するならば、来年どうしてもチームを浮上させなければいけないわけでもないのだ。

 

 よって自分としては今年のドラフト、再来年以降にチームの柱となる可能性のある高校生候補を中心に指名していくのがベターではないかと考えている。

 

 1位指名は秋田明桜高の風間球打・高知高の森木大智・市立和歌山高の小園健太、いわゆる「ビッグ3」が結構な人気になりそうだが、即戦力候補の左腕もしくは外野手を狙う球団も相応に出てきそうでなかなか難しい。難しいということは(総体としてのレベルの高低は別として)「これといった決め手が無い」ことを表すのだろうが、高校生の投手から選ぶとするならば自分は風間くんが1番好みに映る。

「最速157キロ」という数字面も勿論だが、真上から叩きつけるようなリリースが生み出す独特のボールの軌道が個性的で実に魅力的。フォームはギクシャクした感じでお世辞にも綺麗とは言えないし、制球力もかなりアバウト。とはいえ、一昨年の佐々木朗希ほどの巨大な器では無いかも知れないが、それに近いところを期待出来るのは今年なら風間くんだけと思われるのだ。

 

 2位指名、もしくは1位指名が競合しくじ引きで落選した場合の「次善の策」としては投手を続けてもいいのだろうが、今年に関しては「絶対的正捕手になれる可能性のある」男が1人いると思っている。

 市立和歌山高の松川虎生。彼は「打てる捕手」という肩書が付いているように「打力はあるが捕手としての守備力としては少々疑問が残る」と見られているのかもしれないが、仮にそうであっても「なかなか三振をしない」という非常に素晴らしいコンタクト能力を持っている選手。結果的に打力を活かすため三塁手などにコンバートとなる可能性はあるが、それくらいの打力が備わっていないと「絶対的正捕手」にチャレンジすることすら覚束ないのだ。現状の世評では2位の早い段階なら指名可能かもしれないが、場合によっては外れ1位などのタイミングで狙って来る球団が出てくるかもしれない。その場合、個人的には風間くんを諦めてでもチャレンジして欲しい。それくらい魅力的な捕手だ。

 

 時間がかかりすぎたので、今日のところはこれで終わり。

 

 かしこ。

「ストレートは大胆に、変化球は低めに。」…2021年プロ野球開幕前夜なので、順位予想でもやってみようか。

 まぁ~色々ありましたけどね、個人的にも世情的にも。

 

 1日という時間を生産的に使えようが、ただ生きていることだけに消費しようが、客観的には同じ1日なんだけど。でも最近思うのが「人ひとりにとっての時間は不平等の極み」なんだなってこと。世間における時の流れと個々人のそれは一致することなどありえなくって、便宜的に基準を世間の方に合わせないと都合が悪いだけなんだろうなって。

 

 そんなことはどうでもいいや、今日は3月25日。日本プロ野球の開幕前日であります。去年に引き続きコロナ禍の中で行われる興行ですが、今年の場合は通常通り144試合制、かつビザ発給に関わる外国人選手の入国遅延と非常に大きな変更点が生じてしまっている。開催日程はともかく外国人選手の問題は球団ごとの不平等の差が著しいので、個人的には何らかの是正措置が必要不可欠と思うのだが…

 

 とはいっても既に「やる」ことになってしまったので仕方がない。あくまで1観客かつ1ファイターズファンでしかない自分が今更何をどうこう出来るわけでもないので、開幕前の風物詩「順位予想」でもしてみようかと思う。

 

 まずセリーグはあまりよくわからないのでざっくりと並べたら

 

ジャイアンツ②タイガース③カープ④ドラゴンズ⑤ベイスターズ⑥スワローズ

 

 こんな感じですかね?以下球団ごとの短評

 

①…何と言っても大エース菅野智之の残留は大きい。ここまで2連覇中のチームだが大きな戦力変動も見受けられず、優勝予想するには無難なチームかと。

②…4球団競合ルーキー佐藤輝明のオープン戦における大爆発を中心に打線は非常に活発、投手陣も藤浪晋太郎がシーズン通じて先発ローテーションを守れればかなり有力。ただ昨シーズンに露呈した守備難はオープン戦を見る限りでは解消されたとは言えず。他チームと比べると外国人選手が合流出来ているので開幕ダッシュを決められるかが非常に重要となってくるかと。

③…「今年は勝負に来たな」と思わせてくれるチーム。ドラフト1位栗林良吏、2位森浦大輔、3位大道温貴の3投手を全員リリーフに回すという非常に思い切った手を打ってきた(個人的には好きではないが)。即戦力新人投手をリリーフで起用するのは即効性はあるので、今年1年に限れば成功する可能性は高いはず。昨年最下位から何としてでも浮上して見せるという意気込みを評価してこの順位。

④…去年大活躍した大野雄大開幕投手を務められない、オープン戦におけるチーム防御率の悪さ等々。正直言って好材料がいまいち見出しにくいことは否めない。ここ3年のドラフトで高校生を1位指名し続けているように「将来性」は感じるのだが…

⑤…昨年FAで主力2選手がジャイアンツに移籍したことも大きいが、何と言っても12球団で唯一外国人選手ゼロ人で開幕を迎えなければいけなくなったことは痛すぎる。ソトやオースティンといった有力選手が合流するまでどれだけ持ちこたえられるか?

⑥…昨年FA権を取得した3選手の引き留めには成功したものの、投手陣野手陣共に厳しい戦力であることは変わらず。オープン戦の成績がそれを立証してしまった感もあり、客観的には「難しい」「厳しい」という声が多くなっても仕方ないのが現状かと。

 

 引き続きパリーグの順位予想と短評。

 

①ホークス②ライオンズ③バファローズイーグルス⑤マリーンズ⑥ファイターズ

 

①…日本シリーズ4連覇中の偉大なチームです。開幕時点でフルメンバーを組めないのは並のチームであれば大問題ですが、ホークスは過去にもそのような状況下で「結果的には」日本一になってしまうのです。まぁ、仕方ないかな。

②…ホークスの日本シリーズ4連覇に隠れてはいますが、2018・2019年のパリーグチャンピオンはライオンズです。投手陣の薄さがずっと指摘され続けているにもかかわらず、おおむねリーグの上位で戦い続けられているのは(打線の力ももちろんですが)渡辺久信GMを中心としたチーム作りへの確固たる信念の賜物だと思えます。主軸が打てば、なんだかんだで強いチームです。

③…ここは有力な選手がそろっているので「戦力的には」もっと上位で戦えるはずなのですが…選手層というよりは「監督人事」が足を引っ張っていることは否めないので、中嶋聡監督が心置きなくチームを統率することが出来ればAクラス入りも出来るはず。願望も混じった予想です。

④…評論家からホークスに肉薄するくらいの優勝予想を受けているイーグルスですが、自分にはそれほど大きな評価は出来ませんでした。確かに田中将大の電撃復帰は大ニュースでしたが…そもそもこのチームは2年前も3年前も大型補強を行い、シーズン前はそれが高く評価され、でも終わってみれば3位4位、そして監督がその責任を取って辞任…現状の戦力やネームヴァリュー以前にチーム作りの方針に問題があるような気がしてなりません。石井一久GM兼監督の運用能力が問われる1年になるでしょう。

⑤…去年ホークスに強みを見せて2位に入りましたが、戦力的には決して恵まれている方では無いので。2019年のドラフト1位佐々木朗希も1軍で先発ローテーションに入るにはまだまだ時間がかかりそうですし、野手陣も含めて若手の成長具合に左右されてくるのでしょう。

⑥…応援しているチームを最下位に予想するのは正直忸怩たるものはありますが、客観的な戦力としてはファイターズが厳しいとみられるのは仕方がない。ただ若手の有望株は結構な人数が控えているので「潜在的な爆発力」は備わっているはずなのです。開花する選手が多く出れば優勝は高望みとしてもAクラス入りは可能なはずですし、仮に今年もBクラスに沈んだとしても去年よりは「ましな負け方」をしてくれるはず…

 

 文章が長くなりすぎたので追記することがあれば明日以降に。余禄として新人王も予想するならこんな感じかな?

 

セリーグ ◎栗林良吏〇佐藤輝明▲牧秀悟△入江大生

パリーグ ◎伊藤大海〇宮城大弥▲鈴木昭汰△早川隆久

 

 かしこ。

「馬の気持ちなんてわかるわけないじゃないですか!だって馬ですよ?」…2020年の日本競馬「11対16」という数字。

 去る日曜日に有馬記念が終わって、火曜日に東京大賞典が終わって、超イレギュラーだった今年の競馬がひとまず区切りを迎えたわけやね。

 

 有馬記念はクロノジェネシスが春秋グランプリ制覇、東京大賞典はオメガパフュームが同一競走3連覇。共に1番人気が勝つ結果となったけど、それにしてもまぁ今年は1番人気が強かったよな。競馬が「無観客」で開催されることに決まった時点でメディアや評論家から「今後は人気馬がそのまま上位に来るケースが多くなる」との見立てがあって、事実その通りになったんだよな。普段予想が当たる当たらないはともかく、競馬情報で飯を食っている方々の目ってのはなんだかんだ言って侮れないと感じたな。

 

 話を有馬記念に戻すと2着が後方から追い込んできた穴馬サラキア、3着に先行勢で唯一粘り込んだ2番人気フィエールマン。次いで自分が応援してたラッキーライラック、そして同着ワールドプレミア、カレンブーケドールまでが掲示板入り。サラキア以外は1~5番人気が掲示板を占めたわけで、配当面を除けば「固い決着」ということにもなるわな。

 

 当日の記事を書いた時点ではラッキーライラック単勝を買うか買うまいか考えていて、最終的にどうしても勝ち切るイメージが出来なくて「見」したけど、1周目のホームストレッチで外を回されちゃってたのを見て「こりゃ勝つのは無理だな」って思っちゃったもんな。福永騎手も最善を尽くそうと努力した結果の4着なので仕方ないでしょう。2歳チャンピオンになってから5歳末までの長い間、今まで本当によく走ってきたと思います。

 

 それはともかくとして、有馬記念を見て気になったことがあって調べてみたことがあって。その結果がタイトルに書いた「11対16」なんだけどさ。これが何を指すというと

 

「今年の春天除いた芝混合G1競走における、3着以内に入った馬の性別延べ頭数差」

 

 なんですよ。いうまでもなく牡馬11頭対牝馬16頭という数字。今年はとにかく「牝馬が強い」って言われ続けたけど、数字にすればホント圧倒的だよね(対象を広げて「掲示板入り」で見ても牡馬25頭対牝馬21頭、この時点でもすでにかなりヤバい数字)。

 

 こんなことをわざわざ調べてみたくなったのも、自分の中でずっと「世間では『牝馬が強くなったから勝っている』って風潮があるけど、もはやそれだけじゃ説明しきれないファクターがあるんじゃないか?」っていう思いがあって。それで(非常におおざっぱではあるものの)客観的な数字を出してみて「ああ、やっぱりな」って。

 

 そもそも「牝馬が強くなった」っていう現象は昨今始まったことじゃなくて、2007年の「ウオッカダイワスカーレット時代」からずっと続いて来てて(その萌芽としては2005年にスイープトウショウヘヴンリーロマンスが所謂「古馬王道路線」を制したところにあったのかも知れんけどさ)。

 

 その後もブエナビスタジェンティルドンナのような恐ろしく強い牝馬が定期的に出没したんだけど、2010年代中盤まではちゃんと対抗できる力量を持った牡馬もいたんだけど…それも(あくまで個人的見解だけど)モーリスやキタサンブラックの後を継ぐような馬が現れないまま時が流れ、一気に顕在化したのがたまたま今年だったっていうことなんじゃないかなあ?

 

 つまり今の日本は「牡馬全体が弱くなってしまったんじゃないか」ってこと。

 

 もちろん今年に限れば「無観客競馬」が牡馬に不利に働いたっていう仮説も成り立つから、去年までの「平時体制」に戻れば改めて牡馬が盛り返すという可能性も充分あるんだけど、それにはまず新型コロナウイルス感染症が終息しないことには検証のしようもない。

 

 もう残り24時間を切ってしまったけど、来年はどうなっちまうんだろうなあ…

 

 かしこ。

「馬の気持ちなんてわかるわけないじゃないですか!だって馬ですよ?」…まもなく有馬記念発走。

 ついに来ました有馬記念。今年はアーモンドアイ・コントレイル・デアリングタクトという3歳馬、古馬の中心勢力が出てこなかったとはいえG1勝ち馬が8頭揃ったこともあり「それなりには」きちんとメンバーが揃った印象。

 

 例年なら競合レースである香港ヴァーズに向かうと思われる馬たちが軒並み遠征をキャンセルしたという事情はあるものの、有馬記念の空洞化が避けられたのは興行的には何よりな話。

 

 ただ予想する点では非常に難しいものとなったことは間違いない。元から展開のぶれが非常に大きい「出たとこ勝負」。おまけに上位人気勢が「一長一短」の要素。これもうわかんねえな。

 

 こういう時には「有馬は自分の好きな馬を買え」っていう古から伝わる格言に則ってラッキーライラックを応援するのがしっくりくるけど、実際に買うかどうかはいまだに決めきれない。いや~どうすべな?

 

 かしこ。

「Add some music to your day」…年の瀬なのでオーディオ環境に手を入れてみた。(その2)

 昨日は「ポータブルオーディオ容量強化」の記事を書きまして、今日は第2弾「オーディオ環境のネットワーク化」について。

 

 2,3年くらい前になるのかな?「ハイレゾ音源」を購入するようになったのを機にCDプレイヤーを手放して、デスクトップ上で再生する音楽は全てPCで運用することにしたのは。

 

 USB-DACさえあればPCに取り込んだ音源を直接スピーカーから再生することが出来るので、結果的にCDをCDプレイヤーにかけて試聴するという機会がめっきり減ってしまったわけですね。場所も取りますし、配線も複雑になりますし、何より不具合の無い機材を置物のままにしておくのがもったいない。以後

 

 PC⇒「DA-310USB」⇒「PMA-800NE」⇒「SC-CX303」

 

 というシステムを運用し続けてきました。結果的にUSB-DAC、プリメインアンプはおろかスピーカーまでDENON製品で固めるという「どんだけDENON好きやねん?」な有様ですが、掛けたお金を考えれば充分いい音が出せていると思います。

 

 音自体に関してはいいんです。問題は音源をPC内のHDDに保存するという管理方法なんです。再生するためにはPCを立ち上げなくてはいけませんし、万一本体がクラッシュしてしまったらデータ回収が面倒なことにもなりますし。だから音源保存用に外付けのHDDが必要かなという考えは前々からあって、どうせならネットワークオーディオプレイヤーも導入してPCを使わなくても音楽を聴ける体制を作りたいという欲もあった。色々吟味した結果購入したのがこちら。

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 左、I-O DATAのHDD搭載ネットワークオーディオサーバー「HDL-RA2HF」。

 右、設置した図。

 

 この機材、一言でいえば「LAN接続の出来る2TBの外付けHDD」いわゆる「NAS」の音楽用バージョンということになります。PCのHDDに入っていた音源をLAN経由で「HDL-RA2HF」にコピーして保管、再生するときは「DA-310USB」にUSB接続すればOK。つまり

 

 「HDL-RA2HF」⇒「DA-310USB」⇒「PMA-800NE」⇒「SC-CX303」

 

という流れになるわけですな。これでPCを立ち上げなくても音楽を聴くことが可能になりましたし、外付けのDVD/BDドライブをつなげればCDの取り込みも出来ます。実際の操作はタブレット上で行います。

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 「fidata Music App」というアプリで、これ一つで再生検索はもちろん録音や電源のON/OFFまで行うことが出来るみたいです。操作感は割り合いスムーズで快適ですが「癖」は感じますね。こればっかりはネットワークオーディオ初心者である自分が慣れていくしかないでしょう。

 

 こういう作業は音自体が変わるわけではないので地味っちゃ地味だけど、先々のことを考えれば必要なことなので。それに現状から音を変えようとするならばスピーカーのグレードを上げるしかないんですよね。「SC-CX303」の定価がセットで12万円くらいだったと思うので、その上となると20万円~30万円くらいかけなければ違いはなかなか出てこないでしょう。こんな大胆なことは有馬記念で大きく勝つくらいのことがなければ…

 

 ということで、次は明後日に迫った競馬界年末の祭典・有馬記念について書くことになるのかな?

 

 かしこ。

「Add some music to your day」…年の瀬なのでオーディオ環境に手を入れてみた。(その1)

 ( ˘ω˘)スヤァ…

 

 ( ゚д゚)ハッ!

 

 ということで、気が付いたら2020年もあと1週間。年を取るにつれて1年のサイクルが早く感じるようになることはよく言われるし、それは自分にとっても同じことなんだけど。それにしても今年は世情が世情なだけに「訳の分からないうちに過ぎていった」年だったな。来年はどうかね?少しは落ち着いた流れになってくれればいいんだが…

 

 それはともかく、今年のうちにやっておきたいこととしてずっと腹案だった「オーディオ環境の再構築」。12月は年末のセールが頻繁に打たれる時期でもあるし、第1弾「ポータブルオーディオ容量強化」としてこういうものを買ってみた。

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Lexar PLAY micro SDXC」という先月発売されたばかりのmicroSDXCカードの新シリーズです。カタログによると「スマートフォン、ゲーム、カメラ用」として開発されたそうですが、それならオーディオ用に使っても構わないだろうと思い選びました。購入したサイトでは512GBで7千円ちょっとだったかな?そこからクーポンを適用して千円オフ、おまけにポイントが何百円分かついて来ました。実質5千円台。安くなったよなぁ。

 

 こちらを今まで使っていたLexarブランドの256GBと入れ替えるというわけです。

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 左がBefore、右がAfter。プレイヤーは写真の通りSONYの「NW-ZX300」。

 

 SDカードが実際に運用できる容量は数字の9割程度なので、まあこんなもんでしょう。データ量が155GB程度なので切迫した状況という訳でもなかったのですが、こういう物事は先手先手で行かないとね。どこぞの行政じゃありませんけど、目に見えるレベルで切迫してから動き出そうとしてもダメなんですよね。

 

 ハイレゾ音源のデータ量がアルバム1枚分で大体1GB強。クラシックの高レート音源だともっとかかりますが、とりあえずポータブル環境に限ればこれ以上の容量は必要ないかな?

 

 第1弾としてはこんなところです。

 

 かしこ。